ハートフル北九州マニフェスト発表

ハートフル北九州は記者会見を開いて、来月の市長選挙で北橋健治さんが当選したらすぐに着手し実行する40の事業をマニフェストとして発表しました。
都市基盤整備のための事業に集中していた「戦略事業」を、子育て支援や教育、環境や中小企業振興などに集中。厳しい財政事情の下でも年間200億円、4年間で800億円のハートフル事業を確実に実施することにしています。 、たとえば子育て支援分野では、小さいお子さんを持つ方からの要望の高い「子育て広場」(乳幼児を連れて気軽に集まり、遊ばせながら情報交換や相談などもできる場所)を地域につくります。
また、大型土木事業推進の陰で遅れてきた学校施設の改善に集中、男女が未だに区切られていないトイレの改善を急いで全て実施するなどできる限り前倒しすることにしています。実質的な30人学級も小学校1年生2年生そして中学校1年生から実施します。中学校に上がった時に、不登校などの問題が発生するいわゆる「中一プロブレム」に対応するためには不可欠です。
学校に多くの地域ボランティアが関わり支援する仕組みもつくりましょう。すでに東京三鷹市では、ボランティアが授業のお手伝いにまで踏み込んで大いに効果を上げています。私は、実際に伺って大変驚きました。子どもたちが、地域と学校が変わっていくのですね。北九州でもきっと良い教育が実現できると思います。
 マニフェストは、たとえば「子育て支援を充実します!」などと抽象的なスローガンを叫ぶだけで、選挙後実際には何もやらなくてもすんできたこれまでの選挙を変えて、「つどいの広場を各区に1カ所つくります。来年度から着手。予算は約5千万円」などと、候補者が具体的に実施する内容を所有権者と約束するものです。
つまり、北橋さんが市長に当選したら、この40の事業は必ず実施しなければならない訳です。だから、はじめから出来もしないことを謳うわけにはいかない、かといって具体的に掲げないのでは、これまでと変わりません。このマニフェスト作りには私も関わったのですが、市の財政事情を考えれば、これを実施することは実は大変なことだと私は思います。でも、子どもたちのために是非やろうじゃありませんか。
ぜひハートフル北九州のホームページをご覧いただき、マニフェストを詳しくご検討下さいませ。 

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