説明責任への逆行では?

17日に青年会議所が主催する「ローカルマニフェスト公開討論」会が開催されることになっています。市長選に立候補する予定の3人の方が全て参加され、それぞれの考え方を表明する事になっており注目が集まっています。
市政を担うリーダーの見識を述べあう良い機会ですし、是非、市民にとって実りある会になれば良いなと思っていました。
ところが変なことが起きました。この討論会を地元ケーブルテレビが録画し、放送することを主催者側が予定していたのですが、これをある陣営が拒絶したため放映ができなくなったとういうのです。何ということでしょう。
この陣営の公約集には「市民が主役」とか「対話」とかのスローガンが真っ正面に掲げられていたはずですね。われわれは実は「本当に対話の意思はおありなのかな?」と思わないでもありませんでしたが、掲げられているのは結構なことだと思っていました。そこへ持ってきて、対話の拒絶のようなお話ではありませんか。
お話の上手下手とかよりも、本当予定候補者がどんなことを考え、市長選挙に臨もうとしているかを市民が知ることが大事なはずですね。そんな貴重な機会をつぶしてしまおうという姿勢はいかがなものでしょう。
これからの市政は、市民との真剣な対話を通じて、市長みずからが説明責任を果たしていくことが求められているのではないでしょうか。ケーブルテレビ放映拒絶というのは、これに逆行するのではありませんか。皆さんいかが思われるでしょう?

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