世良俊明を中心に地元の長寿会の皆さんとごいっしょにで開催している健康セミナーを開催しました。
第5回となる今回のテーマは「脳梗塞は予防できる」。講師は九州労災病院副院長の石束隆男先生。第一回目の講師が、世良俊明の叔父の故・山本真九州労災病院院長であった縁もあり、石束先生のご厚意で講演が実現しました。
当日は、あいにくの雨にもかかわらず、地元長寿会の皆さんを中心に約70名の方が参加され、脳卒中治療の専門家である石束先生のお話に聞き入りました。
石束先生は、日本人の死因の第一はがんだと言われているが、心疾患と脳疾患とは脳卒中のよるものと考えれば、脳卒中こそが死因の第一と言って良いこと。また脳卒中は突然やってくるが、いち早い適切な治療で完治も可能なこと。自分の体調を知って管理すれば、充分予防が可能であり、特に塩分摂取や充分な運動など血圧の管理を行うことが大事であることなど、脳卒中予防のポイントをわかりやすく講演してくださいました。
会場の参加者からの質問もたくさん出されましたが、石束先生は、時間いっぱい丁寧にお答えいただきました。
終了後、参加者からは「ちょうどこれからの寒くなる時期に良いお話をお聞きした。」「軽い脳梗塞と診断されていたが、薬で気になっていたのでお話がお聞きできて良かった」「血圧を下げることが大事なんだねえ」などの声をお聞きし、好評でした。
「膝と腰の話」「がんと健康」「歯の話」「呼吸器」それに今回の「脳梗塞予防」と、毎回違うテーマで開催してきた健康セミナーです。来年以降も、長寿会の皆さんのご意見をお聞きしながら、健康づくりのために開催したいと考えています。