紙おむつ対策で指定袋配布-環境局予算審議

今日は予算特別委員会で環境局所管分の審議でした。

その中で、昨年5月から論議を進め12月議会で指定袋の値上げと廃プラスチック分別収集の同時開始、分別マニュアルやお試し袋配布やゴミステーションの整備などを決めて取り組みこととなった家庭ゴミ収集制度の見直しについて4点質問しました。
①見直しに伴って実施される施策について、昨年12月議会時点では12項目程度表明されていたと考えるが、それ以降、たとえば紙おむつ対策などだが、新年度予算案で改めて実施に移そうとする事業内容について示してほしい。
②福岡市はプラスチック収集を今後ともしないようだが、他政令市の動向は?
③古紙リサイクルの強化策は?。
④減量効果検証のためのフォローアップ市民委員会はいつ頃設置するか?の4点です。

当局からは、紙おむつを使う世帯への対応としては、新生児は母子健康手帳提示時に区役所で配布、要介護高齢者・障害者 保健福祉局名簿にもとづき宅配する。
政令市14市中9市が17年度中にはプラ分別を実施、平成22年頃までには自治体の8割が実施となるだろう。
古紙リサイクルについては、まずは面的に全ての校区で古紙回収ができるよう整備をすすめていきたい。
ゴミ減量の検証方法はいろいろとあると思う。どのような検証方法があ良いか検討してきたい。フォローアップ委員会については7月ごろには設置しなければならないのではないかなど答弁がありました。

また私が、今回の家庭ゴミ収集の見直しについては「環境局が議会や市民の声を受けて柔軟な対応をされて実施することに特長があると思っている。」と述べたのに対し、環境局長は「役所は一度決めたら変えないというのではなく、修正すべきは修正し、結果として、ごみの減量や環境の改善が進めばよいと思っている。今後ともご協力をお願いしたい。」と応じました。私は、画期的な良い答弁だと思っています。

委員会ではこの他、北九州の稀少生物などをまとめた[
北九州版レッドデータブック」を約2000冊程度作成することも明らかにされました。予算は200万円。

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