8月8日に、北九州市での新型コロナウイルス感染症の一日の新規感染者数が、過去最大の33人と報告されたときには、思わずぎくりとしました。
先日の昼カラオケによるクラスターに加え、医療機関と介護施設の2カ所でクラスターが発生。一挙に感染者数が増加しました。
その後、それぞれの濃厚接触者のPCR検査が終了するにつれて9日には14人、10日には11人、そして11日には5人と新規感染者数は減少を見せてきています。
すでに当初確保した市内の病床数はほぼ満杯。重症者も8人に増加し、無症状感染者のための市内の宿泊施設(ホテル)も福岡県が解約したままで、いまだに確保できていないのが現状です。
新たなクラスターが発生せずに、このまま落ち着いてくれると良いのですが、心配です。
つまり、危機感をもって対応が必要な状況は変わっていません。
まず早急に50床程度の病床数の確保と、一日も早い市内での宿泊施設(ホテル)の確保が急務です。
北九州市担当局も、市内17協力医療機関と中心に相談・協議を続けて、何とか病床拡大につなげたいと努力中ですが、繰り返しになりますが、病床や宿泊施設の確保の件は福岡県の管轄であり責任です。
迅速で断固とした福岡県の対応を求めます。