またかよ!民間保育園へのいわれなき非難

今日は議案審議のため各常任委員会が行われました。私の所属しているのは厚生消防常任委員会。付託された議案のうち、市立保育所の民間移譲問題や国民健康保険条例の改定、指定管理者問題などが論議されました。
このうち保育所の民間移譲(といっても移譲先は準公的団体の福祉事業団なのですが)について、反対するある議員からは「(移譲先が)事業団でよかった。民間になっていたら保育のレベルが下がったことも考えられる」との発言が飛び出しました。「またかよ!」という感じです。
10月31日の常任委員会でもこの議員からは民間保育園の保育の質に関する同様の発言があり、私は誤解のないようにとあえて発言していたのですが、全く受け止めてくれていないようです。民間保育園の保育レベルが、市立保育所に比べてことごとく低水準でどうしようもないと言わんばかりのいわれなき非難に対しては、あきれて発言する意欲も湧きませんでしたね。(10月31日委員会の詳細は本ノートの当該部分をご覧下さい。)

また国保については、今回の条例改正で69%の方の保険料が下がりますが、一部上がる世帯も出てきます。これらの世帯へは激変緩和としての経過措置をとることになっているのですが、その経過措置のあり方で論議がありました。「全て一般財源を投じて上がる分をなくせ」という議論や「一般会計から出すのが地方自治の趣旨」などというちょっと極端な陳情などもありました。財源などについては今後さらに検討し、具体的な内容は来年の2月議会までに詰められることになっています。

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