膠着状態の区再編論議

今日は、市議会の特別委員会が開かれました。調査研究の議題は「地方分権について」と「将来の行政区再編について」。行政区の再編問題に論議が集まりました。

北九州7区のうち、いちばん人口の多い八幡西区(26万53人)といちばん少ない戸畑区(6万3710人)との格差は4.08倍。次第に広がってきました。14政令指定都市での格差を比べても、京都市(6.72)に次いで行政区間格差が大きい都市となっています。
かつて八幡西区と小倉南区の分区などが検討された時期があり、その頃、私も平成9年に分区をした札幌市の状況を視察に行った経験があります。

しかしその後、全国で自治体の財政状況が急激に悪化、北九州市でも多額の財政支出を伴う行政区の再編成への熱は次第に冷めていきます。市の人口減も続き、平成の大合併といわれた一連の自治体の合併策で、市はお隣の中間市との合併を検討しましたが最終的に「合併協議会」が決裂。見送りとなってしまいます。この合併が不成立となったことも、将来の行政区の再編成の機運が萎える原因の一つとなったと思います。

特別委員会では研究課題として掲げられてはいるのですが、市当局も議会側も、また市民の中からも、再編に強い希望が寄せられる現状にはないというのが実情なのです。
そこで今日の委員会で議員からは「こんな状態をずっとつづけていくのか。そろそろ委員会としても方向性を出したらどうか」との意見が続出しました。
確かにそうですね。特別委員会は2年間。他の議題もありますので、今後、市民や学識者の意見などもお聞きした上で、この問題に引き続き取り組むのか、結論を出した方が良いのではないかと思います。

ところで今日は新北九州空港開港のちょうど2ヶ月前。新規航空会社のスターフライヤー社も今日から航空券の予約を開始しました。「出足は上々」だそうで喜ばしいことです。
次第に盛り上がる「北空」(きたそら)に大いに期待したいと思いますが、関係者には是非気を引き締めていただいて、事故やトラブルだけはまず確実に回避していただきたいと願っています。

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