どんと焼きの風景

今日は各地区でお正月恒例の「どんと焼き」が行われました。消防出初め式も行われましたので、早朝から時間の重なる地区にはおことあり申し上げながら出来るだけ参加することに。地元・三郎丸校区は午前11時から神事ということで、なんとか帰ってくることが出来ました。

会場の小学校では、まちづくり協議会の方々が早朝から準備をされ、手に手に松飾りをもってやってきた人々にぜんざいをふるまったり、お餅を配ったり大忙しでした。

「どんと焼き」は小正月に行われる祭事。15日か早いところで8日に行われ、松飾りや書初めなどを燃やす。火を炊けば魔よけと清めが行なわれる訳で、火にあたれば病気にならない、火で焼いた餅などを食べるとその年を健康で過ごせると言われます。
「どんと」の名の由来はよく分からないようで、一説には燃やしている竹がはじけて「どん」と鳴ることからきたとか。そういえば今日のどんと焼きでも竹がはじける音がしていましたっけ。

午後には、消防出初め式で表彰された消防団員の伝達を行う式典と祝賀会。これも恒例となりました。永年勤続の他、夫婦・兄弟など家族ぐるみで活動されてきた方への表彰もあります。消防団の方々の日頃のご苦労に比べれば、ささやかな表彰ではありますがこれを励みに今後ともがんばっていただきたいと願いながら式典にさんかさせていただきました。
祝賀会の雑談では「人命救助で表彰されたのに、救助した女性が実は事故と見せかけた保険金殺人の犯人だった。これには参った。」などのお話もありました。消防団員は「それっ!」とばかりに深夜の海岸に駆けつけたのに、とんでもない話。

何はともあれ、消防職員・団員の皆さんには安全に気をつけつつ、市民の安全確保に今年もがんばっていただきたいと思います。

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