民進党所属の政令指定都市の市議会議員でつくる「民進党政策協議会」の総会と研修会が、今年は福岡市で開催されましたので構成員の一人として参加しました。
この協議会は、国民の5人に一人が住む政令指定都市など大都市特有の政治課題を掘り下げながら、情報交換や親睦を図ろうと、民主党時代から開催されているものです。
この日はあいにく台風9号が直撃、首都圏から福岡への交通が乱れたため、挨拶予定だった民進党山尾政調会長が出席できないなどトラブルもありましたが、各政令市から多くの仲間たちが参加してくれました。
総会では森敏明会長(横浜市議会議員)が 「民進党となって短く、しっくりこない点もありますが、政令市の仲間が連携して、しっかりと成果を出していきたい。民進党中央にも地方・政令市への支援を要請していきたい。」と挨拶。山尾政調会長からは「民進党はもっと地方議員を大事にしていくべきだと考えている」などメッセージも。年間活動の報告、事業計画、役員などを決定して無事に総会を終了しました。
研修会では、九州観光推進機構の専務理事の高橋誠氏が「九州のインバウンド戦略について」 講演。国内外からのインバウンドを活用した九州の広域観光の取り組みや、九州を起点に1000キロ圏内でみれば3億人が住んでいる九州の強みを生かした今後の可能性などについて熱く語られた講演でした。
続いては、福岡県連が誇る民進党学生部「リユーズ」の副代表・鶴田侑希さんが活動報告を行いました。
鶴田さんは、学生部が、若者の政治参加の向上に少しでも役立つような活動がしたいと結成されたもので、学生が主体的に企画提案をする形で進めており、規約では党から選挙活動を強制されることはないこと。学生と議員の交流をするほか、実際に政治活動の経験や研修合宿、スポーツ交流なども行っていること、などを報告しました。
しかし、メンバーの拡大は課題であり、作成したリーフレットなども活用しながら、今後は、県外へも拡大を図りたいと抱負を述べました。
民進党の活動としては、全国的にも珍しい活動であるため、参加した各政令市議員からは、「発足のきっかけは?」「横のつながりは?」「党との関係は?」など多くの質問が出されました。
翌23日は、福岡市の仲間が準備した視察見学会でしたが、私は所属労組の大会のため参加できませんでした。
今後とも、全国の政令市の仲間たちと連携して、都市部から民進党確立に向けて頑張ります。ご参加の皆さんご苦労様でした。