打たれ強い北九州経済をめざそう

世良俊明が委員長を務める北九州市議会元気なまちづくり特別委員会が開催されました。
北九州市の産業振興や雇用対策、中心市街地活性化、物流や交通ネットワーク充実などについて調査研究するのが同特別委員会の役割です。
この日は実質的な第1回目の委員会であり、人事紹介や配席などを決定した後、挨拶にたった世良俊明は「本市を取り巻く経済環境はいまだに大変厳しいものがあります。従来の鉄鋼産業の高度化に加えて、北部九州に立地してきた自動車産業もアメリカ発の金融危機によって大きな打撃を受けました。しかし一方、法人市民税の動向などを見てもわかるとおり、本市がこの間取り組んできた複合的な産業構造の転換こそが、本市経済を辛くも支えていると感じています。
本特別委員会では、本市においてより未来志向の複合的な産業構造を作り上げる、つまり打たれ強い経済をめざすという問題意識を持って調査研究に当たりたい」と抱負を述べました。
その後、産業経済局から4月に策定された「北九州市産業雇用戦略」の推進についての説明をうけました。
同特別委員会では、特に今後、市の新たな産業となりうる分野(たとえば航空宇宙・ロボット産業など)について可能性などの調査を行うこととしており、11月には茨城県つくば市の宇宙航空研究開発機構なども訪れて調査を進めることとしています。

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