絆プロジェクト62世帯142人の避難者を支援中

今日は市議会で保健病院常任委員会が開かれました。生活保護関係の陳情審査のほか、東日本大震災被災者で北九州市に避難してこられた皆さんをワンパッケージで支援する「絆プロジェクト」の現状が報告されました。
避難して来られた方々を市や社会福祉協議会・民生員やNPOが一対となって住宅の確保から就労や相談・見守りまで行うという事業です。現在、すでに帰郷された24人を除く62世帯142人に対して支援を続けています。登録者のうち41世帯108人が福島県からの避難者です。
夏休みに入り交流イベントや各種行事への案内など情報提供のための「絆だより」も発行され始めました。
官民地域市民が一体となって支援を行う絆プロジェクトの活動は、NHKが取材を行い、昨日?放映もされたようです。
委員会ではこのほか、放射性セシウムを含む稲わらを与えられた牛の肉の本市での流通調査の結果も報告されました。本市で流通した牛肉全量の8割は未販売であり、消費者に販売などされた牛肉185.4キログラムについても規制値を超えるものは発見されませんでしたが、一部にはすでに販売済みで検査ができていないものもあるのが現状です。市では、ホームページで個体識別番号を掲載し、検査未実施のものを発見したら保健所に連絡するよう呼びかけています。

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