知恵を出し合うのが外交では? 芸のない靖国参拝

 今日、小泉首相が靖国神社をまた参拝しました。自民圧勝を受けて、近いうちに参拝するのだろうなと思っていましたが、やっぱりですか。公明党さんなども自粛を進言していたというのですが、裏切られた格好です。
 早速、国内外から厳しい批判の声が上がっています。
「日本のことをよその国からとやかく言われる筋合いはない」「譲歩すれば、解決するというものではない」などの声もありますが、素朴にすぎるのではないでしょうか。
 日本経済は、中国・韓国を始めアジア諸国と切っても切れない深い関係にあります。政治的にも、拉致問題をはじめ多くの課題が、これら諸国と対話し連携することなくしては解決できないのは明らかですね。
 国内的にも憲法判断が示され、国外的には激しい批判と関係悪化が避けられないのに、あえて靖国参拝を強行する小泉首相の態度は、愚にすぎませんか。まるで、自分の任期中にはこれら諸国との関係を改善しないと宣言しているかのような態度ですね。
自分にいろいろと言い分があっても、それぞれが知恵を出し合って解決を図るのが外交というもの。相手のことは何も考えずに、ひとりよがりに「不戦の誓い」のために参拝と言っても通用しないのではないでしょうか。
 今日のイギリスのBBC放送のニュースでは、靖国神社を「war shrine 」(戦争神社)と表現しています。
 海外のとりわけ今後とも友好関係を作り上げなければならないアジア諸国の人々の心情を推し量り、効果的な外交手段を打っていくのが政治的リーダーの役割でしょう。誠に芸のない首相の靖国参拝です。

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