2年後の3月に供用開始を予定している北九州市の新スタジアムの起工式が小倉北区浅野の建設予定地で行われましたので出席しました。
式には、行政機関や議員ほか関係者170人余りが参加し、八坂神社の神官による神事が行われた後、発注者を代表して北橋健治市長が挨拶しました。
北橋市長は「市の体育協会からのスタジアム建設の要望があったのは平成21年だった。今日の起工式を迎えて胸が高鳴る思いだ。新スタジアムは、有数のまちなかスタジアムとして国の内外から期待されている。今日、市民によるスタジアム応援団を立ち上げた。サッカーなど球技に限らず様々なイベントなど企画して賑わいを創りたい。今後とも皆様のご支援を」と述べ、新スタジアムの活用について幅広い市民・関係者の協力を呼びかけました。
新スタジアムは収容人数1万5千人。建設費は約92億円ですが、totoくじの助成金30億円を活用するほか、ネーミングライツや市民・企業の寄付金も広く募集することとしています。
事業は、設計・建設から完成後15年間の維持管理・運営までを行うPFI方式の契約で、九電工グループを中心とした㈱ウインドシップ北九州が担います。
今後、建設が始まる中で細かな仕様も決まっていくことになりますが、その中で要望の強い「サイドスタンドの屋根設置」も実現するべく、私たちも更に取り組んでいくことにしています。
イラストは、現時点でのスタジアムイメージパース、と北側からみた建設予定地。