自治基本条例検討委員会最終報告の検討開始

北九州市の市民自治のあり方について基本的なルールを定めようと、公募市民委員5名を含む16名で論議されてきた自治基本条例検討委員会の最終報告が6月末に行われました。
そこで世良俊明の所属する市議会会派・ハートフル北九州では、その内容の検討会を開催しました。
説明にあたった市総務市民局は、この検討委員会の最終報告は、そのまま条例となる訳ではなく、今後、法令上の整理や、議会をはじめ幅広い市民からの意見をお聞きして今後素案を作成、さらに検討を重ねながら、来年2月頃を目途に議案として提案することができれば良いのではないかとの見解を示しました。
最終報告は、各委員が60回にも及ぶ討論を重ねてきたものだけに、土地を持つ非在住者を含む市民の定義や、子どもの権利、住民投票の仕組みや、特別職の宣誓、コミュニティ活動への支援などなど委員の思いが各所にちりばめられています。
法務上の精査や議員など関係者の意見反映なども経るため、これがそのままの条項として具体化できるかは今後も議論が必要だと思いますが、私たちは報告に込められ得た思いと議論の経過を充分に尊重しながら実現にむけて取り組みます。

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