言いたい放題やめては?

 ある候補者パンフから、その2。野党予定候補のチラシ。「自・公・民主・社民の妨害をはねのけ、介護保険料の軽減を実現」ですと!。勇ましくも「オール与党」を敵に回して、この方1人で軽減を実現したかのような記述です。
 冗談言っちゃあいけない。介護保険の制度スタートのときから、我々は条例に「その他条項」を盛り込んで、低所得者向けの保険料減免を実現すべきだと主張してきましたよ。
 その頃、この方々は「保険あって介護なし」だとして介護保険条例案そのものに反対、介護保険制度自体を否定してきたのではなかったか。
 条例減免の実現にあたっても、その財源分が65歳以上の加入者の保険料負担増となって跳ね返るため、料金区分の見直しや国の軽減制度の実現などで対応できないか等、市議会で真剣な議論を進めていたのもご記憶のはず。
 こうした中で、単純に「保険料・利用料を値下げせよ」というこの方々の主張する案に賛成しなかったことを捉えて、我々がまるで「介護保険料の減免制度自体に反対した」かのような主張をするのは、極めて意図的に事実を捻じ曲げるものですね。
 軽減制度も、当初からの我々の強い主張をはじめ、ねばり強い世論形成の努力があって、最終的に首長と与党が意思決定をすることで実現したものです。
 与党の妨害を「はねのけ」、反対野党の力のみによって軽減制度が実現したという主張にはもともと無理がありませんか。自らが常に正しく、他はすべて間違いだとする「独善的主張」の典型だというべきでしょう。
 他のページで「自民・公明・民主・社民ではくらし破壊とまちこわし」とまで書くに至っては、これはもう我々への侮辱ですね。言いたい放題はやめて、もっとまともな論議をしてほしいですね。 

タイトルとURLをコピーしました