祝新北九州空港開港!

北九州都市圏活性化への期待を担って新北九州空港が今日開港しました。ターミナルビルも午前6時からオープン。私も出かけてきました。
天候はまたもあいにくの雨。しかもかなり風が強く、これが旧空港であればまず飛行機は飛ばないのではないかと思われました。
新規航空会社のスターフライヤーの羽田行き1番機が午前7時には出発することになっています。なんとか無事に飛んでほしい。期待をしながら見送ることにしました。

ターミナルは、多くの見学者や開港を祝う関係者、さっそく飛行機に乗る搭乗者や空港関係者でにぎわっていました。
ターミナルビル開館セレモニーの後、私は許可を得てスターフライヤー1番機(初便っていうんですね。)の出発セレモニーを見学することにしました。

2年前、北九州でスター社が資本金もほとんどない状態で活動を開始したときは、多くの方が「本当に飛べるのか」と疑問を表明されました。インターネットの航空関係の掲示板などでは「スターフライヤーが本当に飛べたら、逆立ちしてあるいてやらあ!」などと口汚く誹謗する書き込みなども続出したほどでした。
しかし、説得力のある企業コンセプトと併せて「新規航空会社の成功例をつくる」とがんばる堀社長のお人柄もあったのでしょうね。市民や企業の支援の輪は広がりはじめ 出資金も40億円をこえました。市民の強い期待を受けて準備は着々と進み、今日の1番機出発。セレモニーで堀社長が謝辞をのべる様子をみて「よくぞここまでこられた」と私も感無量でした。

午前7時過ぎ、黒と白の斬新なデザインのスターフライヤー1番機が雨の中、飛び立った時には展望デッキで眺めていた多くの方々から大きな拍手が起きました。
 午前8時過ぎにはJALの1番機が出発、中国南方航空をはじめ各チャーター便なども次々に飛び立つ予定になっていました。

私はターミナルビル内にオープンした各お店などを見学したあと、帰路につきました。
駐車料金は390円、自宅につくまで約30分でした。便利ですね。

今日一日、テレビなどでは新北九州空港オープンのニュースが夜遅くまで飛び交いました。飛行機は順調に飛んでいるものと思っていましたが、午後10時30分時点で「強風のため深夜便欠航が決まった」と報道されて驚きました。どうやら羽田の天候不良によるもののようです。何と!せっかく北九州で飛んでいるのに!

ちょっとがっくり来ましたが、風の強い日が一番多いのは3月であることを考えればありうること。こんな事態に負けずしっかりがんばってほしいものです。

写真は、飛び立つスターフライヤー1番機。ターミナルビル開館。受付ロボット「メーテル」

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