市立病院の医師処遇改善強化へ

今日は市議会保健病院常任委員会が開かれました。市立若松病院の内科医師確保などを求める陳情など3件の審査と、①新々子どもプランの見直しについて ②医師の処遇改善について ③市立病院経営改革プラン緊急課題プロジェクトチームについて の報告がなされました。
陳情などについては、いわずもがな、内科の休診が続いている若松病院の診療再開は医師が確保でき次第、できるだけ早く実施してほしいものです。
医師の処遇改善はそのためのもの。周産期など重点配分加算のほか、 宿日直手当・呼び出し手当の増額、また医療クラークの配置など勤務環境の改善も実施します。所要額は約3億円でこの4月にさかのぼって実施することとしています。
この他、市立病院経営改善のための緊急課題プロジェクトチームの内容が明らかにされました。医師招聘班や経営分析改善班など4つの班分けをして各病院の院長や保健福祉局・財政局なども加わった横断的検討チームとなっていますが、私の印象では、まだ現場医師の参加が少ない気がしていますし、どれほどの実効性を発揮できるのかまだ不明である気がしています。
昨年9月から、病院局をはじめ市当局に対して私たちが厳しく改善を迫ってきたことへの答えがようやく出てきている訳ですが、問題は結果です。ぜひ今後の様子を期待しながら見てみたいと考えています。

タイトルとURLをコピーしました