2日目は松本市市議会で同市の子育て支援策についてヒヤリングした後「こどもプラザ」を見学させていただきました。
そこで興味深かったのは「児童館などの運営」でした。留守家庭児童だけでなく子どもたちの誰でもが遊べる館長と2人の職員が配置された市立児童館等(同様の館だがさらに広い児童センターも含む)が各小学校校区ごとに配置されています。利用は無料(ただしおやつ代は要)です。館の実際を見ることができませんでしたので、詳細は分かりませんが、せめて各小学校区に学童保育をと取り組んでいる本市の現状から見れば、これはすごいですね。是非一度見学したいものだと思いました。
また未就園未就学の子どもたちを対象に、その児童センターの午前中を利用して支援員を配置し、遊び場・交流・相談の事業を行う「つどいの広場」事業を実施しているそうです。結構人気がある事業でしかも国の8割補助があるので「今後も拡大したい」と担当者さんが述べておられました。(本市の現状を検証してみたいと思います。)
さて見学した「こどもプラザ」の方は、就園前(就学前まで可)の子どもたちと家庭を対象に各種の子育て支援事業と、病後児・休日保育をセットした施設で、訪れたときは不要な封筒を使って鯉のぼりをつくる行事が行われていました。
幼児をつれた多くのお母さんたちが楽しそうに参加されていましたし、壁には加入者を呼びかける多くの子育てサークルの手作り案内が張り出されていました。随時子育て相談も実施しているそうです。
登録された多くの家庭があり「行事のたびにこんな感じです。」と施設長さん。ちょっと手狭かなあと感じました。市内には計2カ所の同様の施設が設置されているとのことでした。
見学の後、陸路バスで岐阜県高山市に向かいました。
写真は松本市こどもプラザ。外観と行事の様子。