会津若松で戦国武将・蒲生氏郷にふれる

NTT労組に所属する自治体議員団の全国幹事総会が福島県会津若松市で開催されました。NTT労組は、今年の主要な会議を、震災被災地復興を支援するとしてすべて東北地方で開催しています。自治体議員団は会津若松市で開催となったという訳です。

九州からの参加にはちょっぴり遠いなと感じながらも、会津若松市は初めての訪問であり、楽しみにしていました。

同市は言わずと知れた「白虎隊自刃の地」。飯盛山だけには行っておかねばと、スケジュールが始まる前に急ぎ足で出かけた後、駆け足で市街地も訪れました。

実は、興味深かったのは、白虎隊よりも、江戸時代の会津の町の繁栄を基礎づけた戦国武将、城主・蒲生氏郷のことでした。

織田信長に才能を評価され、豊臣秀吉のもとでも文武に優れ、町づくりにも力を発揮するキリシタン大名・蒲生氏郷が会津に移ったのは、その実力を秀吉が恐れたからだと言われているそうです。家臣をとても大切にし、酒や木綿、漆器など地域産業を振興させるなど、後の会津藩を天下に知らしめる基礎を築いたのでした。残念ながら40歳の若さで早世したのですが、氏郷が長生きしていたら、様々な面で名をなしていたことでしょう。機会があれば、氏郷のことをもっと知りたいものだと思いました。

(写真は、鶴ヶ城を望む飯盛山・白虎隊自刃の地。)


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