「クールキタキュウは広がるか」

北九州市立漫画ミュージアムがオープンしました。松本零士さんを名誉館長に、昭和を描いたほのぼの童画でしられる地元在住の田中時彦さんを館長に迎えてのスタートです。

開館式典で、松本零士さんは「手塚おさむ・石の森章太郎と同時代に一緒に活動してきた。自分が育ったこの北九州市にこうした漫画ミュージアムができるのは夢のようだ。地元から育った漫画家は50人ともいわれる、こんなに多数の漫画作家を輩出しているのは北九州市と大阪ぐらい。私も全力で応援していきたい。」と挨拶されました。

同ミュージアムが入居している「あるあるシティ」を所有運営しているアパマンホールディングスの大村社長も「自分も若い時期をここ北九州ですごした。この国や市にも支援していただいてもおり、このビル全体を、漫画をはじめサブカルチャーの殿堂として育てていきたい」と決意を述べられました。

松本零士・わたせせいぞう・関谷ひさし・畑中純などなど、地元ゆかりの漫画家の資料展示のほか、約5万冊の漫画が閲覧できる同ミュージアム。

漫画は「クールジャパン」の象徴として海外でも高い人気を誇っています。クールジャパンならぬ「クールキタキュウ」が広がっていくか、北九州市の新たな名所として親しまれていくことを期待したいものです。(写真は開館式典・ミュージアム内部の模様)


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