「市民との協働による開かれた議会」の実現をめざす北九州市議会では、さる9月定例会で議決した北九州市議会基本条例の制定を機に、議員自身による市民向けの市議会報告会を初めて開催しました。
報告会は、さる15日に八幡西区折尾で、20日に小倉南区と小倉北区で開催されました。私は、小倉北区の会場で参加しました。
報告会では、9月議会の決算特別委員長をはじめ8名の委員会役職者が説明役や司会を担当。決算の概要と3つの分科会毎に報告したあと、質疑応答。会場からは「こうした報告会を開くことが大事であり評価したい」という声があがったほか、新球技場建設問題や、市の財政問題などで質問が出されました。
報告会に先立ち、議員自身が参加を呼びかけるチラシ配りなども行ってきましたが、特に小倉北会場は日曜日の夜、しかもプロ野球日本シリーズの最終戦と重なるなど最悪の設定となりました。
しかし何しろ初めての報告会であり、最初の企画を担当した議員は苦労されたと思います。全体の時間配分や、内容のバランス、報告の言葉遣いなど、検討する余地はあると思いましたが、今後、総括するなかで改善していけるものと思います。
来年度も、予算を審議する2月議会後と、決算を審議する9月議会後に、それぞれ3ヵ所ずつの報告会を開催することとしています。
機会がございましたら、ぜひご参加下さいませ。
写真は、小倉北区の報告会のもよう。