正しい情報を市民に知らせなかった!とのご指摘

私の質疑項目のうち「産科医師不足問題」について、読売新聞に報道されたことから市内の産科のお医者様からメールをいただきました。

「市の産科医療体制は崩壊しつつある、いやすでに崩壊しているのかもしれない」「現状を市当局はなぜ放置してきたのか」「市民にも正しい現状を知らせる努力が必要だ」などのご指摘でした。現場からの、厳しいご指摘です。市当局も、こういうお声を謙虚に受けとめるべきでしょう。
先生からは、併せて産科救急やハイリスクケースへの対応への懸念などもご指摘いただきました。

新聞報道はあまりなされませんでしたが、病院で減少する正常な分娩については市内の診療所などにお願いすることになるのでしょうが、リスクの高いケースについては国立小倉病院の産科診療がなくなることで、市立医療センターの総合周産期母子医療センターが一手に受けなければならなくなります。ところが現状の受け入れは限界であり、今後の増加には対応が出来ないという問題があります。
この点は質疑でも指摘しましたが、限られた時間での質疑でしたので、まだまだ質したい事項が残ってしまいました。これらの件を併せて来週からの予算特別委員会分科会で出来るだけ質したいと思っています。

いずれにしても産科医療問題は、国や地方のレベルを超えた緊急かつ重要な問題です。
今後も各方面のご意見をいただきながら取り組みを進めたいと思っています。ご指摘まことにありがとうございました。

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