公園は「建設された」のか?

先日来、有志で公園問題を考える勉強会を開催しています。この中で実際に公園の現状を見ていこうということとなり、今日は私の地元三郎丸校区の公園を見て回りました。
昨日に引き続き暑い日でしたが、車にのってざっと見て回りました。
三郎丸校区には、校区で1箇所は整備することとなっていた地区公園はありませんが小さい街区公園(旧児童公園)が点在しています。

ひとつひとつ見ていくと、面白いことがわかりました。どれもいびつな形をしている公園が多いのです。たまたま空いた土地ができたか、他に利用されない状況があり、それをとりあえず公園として確保し整備したのではないかと思われました。前谷市長時代に開設されたものも多いと想像されました。
かなり狭く形がいびつなため、使い勝手は決して良くないと思われる公園も目立ちました。中には、閉鎖的でありながら狭い入り口が一カ所で防犯上も問題があると思われる公園もありました。

そこで一つの疑問が。これらの公園(特に街区公園)は、何らかの整備する基準をもって建設されたのだろうか?という点です。たまたま取得できる土地があり、それを現状のまま公園化したのでは「公園を建設した」といえるのだろうか。
公園として土地を取得すること自体が、財政負担を伴うことであり大変なことも分かりますが、一定の居住区にどのような公園を配置するか、計画をもって整備を進めたとは思えない公園の現状は改めて検証しつつ、整備のあり方を考え直さなければならないと痛感しました。

暑い中、おつきあい下さった皆さん、ありがとうございました。

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