来月5日から約一カ月間開かれる北九州市議会9月定例会の議案が発表されました。平成23年度の決算議案28件、24年度の補正予算案のほか、条例議案など46件です。
このうち23年度決算では、企業収益の改善や新規設備投資の増などにより4年ぶりに市税収入が増収となったほか、病院事業の経営改善により約10億円の黒字に転換、4年ぶりに不良債務が解消することになりました。
補正予算案では、再開するコムシティの店舗部分などで非常用設備等の改修費や、新球技場建設候補地の現況調査・事業計画の策定費など計35億円が挙げられています。
また条例議案では、グリーンアジア国際総合特区に関係するインセンティブとして、新たな設備投資などを促進するため固定資産税を3年間免除する市税条例の改正案などが示されました。
これら議案は9月5日に北橋市長から提案された後、11日から始まる本会議をはじめ決算特別委員会・常任委員会などで審議されることになります。