新北九州空港開港からスタートする新規航空会社・スターフライヤー機のデザインを担当してきた新進気鋭のデザイナー松井龍哉さんの展覧会「AndByond移動のイノベーション北九州展」が今日から開かれているというので夕方立ち寄ってみました。
白と黒を基調とした航空機としては斬新なスターフライヤー機のデザインは、北九州市民にも次第に知られ始めていますが、チケットや機内のアイテムのデザインや、これらが制作されていく過程についてはなかなか見る機会がありません。
会場は少し暗くなって、マザーコメットが飛ぶイメージがつくられたケースに機体や機内デザイン、制服の制作原案など展示されていました。ボリュームはありませんが「なるほどこんなようにデザインを考えるのか」と興味深い展示となっています。
展示は今日から3月26日まで、魚町2丁目のセルブ第3ビル5階で。入場は無料ですが午前10時から午後5時までと時間が短い。私たちもぎりぎりでした。土曜日曜はやってるようです。
それにしても飛行機のデザインを手がけるというのはめったにない機会ですから、デザイナー冥利に尽きるというもんでしょうね。商業デザインとしても成功をお祈りしつつ会場を後にしました。
写真は展示の一部。座席の模型が分かるでしょうか。