住金小倉労組の歴史新たに

北九州市の鉄鋼生産の歴史は、1901年の八幡製鉄所の高炉完成にはじまるとされていますが、1916年には東京製綱小倉製鋼所が小倉北区で稼働、1939年以降、高炉2基も建設され、今日まで「まちなかにある製鉄所」として歴史を刻んできました。

労働組合も戦後いち早く結成、この間70年にわたり「住金小倉労組」として、北九州における労働運動の主要な一角をしめてこられました。

解散にあたり、福島組合長は「労組が受けついできた小倉魂を、建設的な意味で発揮し、合流した大河にふさわしい穏やかな流れを継承して、雇用確保と生活の安心・安定につなげたい」と挨拶されました。

レセプションは、アトラクションも含め、和やかな内に終了。明日は、新日鐵住金八幡労組結成レセプションが行われます。

写真は、住友金属小倉製鉄所スタート当時(1953年)の写真。(記念誌『歩み、そして未来への飛躍』より転載させていただきました。)


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それにアトラクション・和楽団「ジャパン・マーベラス」の演奏のもよう。同楽団は飯塚市出身のメンバーによる楽団で、世界的に活躍されているそうです。迫力のある演奏でした。


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