まち中の公園整備へ第一歩-市長質疑

予算特別委員会の締めくくりが市長出席での質疑です。私たち第二分科会の市長質疑は午前十時から始まりました。北橋市長は、午後5時過ぎまで2時間づつ3つの分科会をこなします。予算議会もう一つのヤマ場といってもよい日です。

私たちの会派からは三宅まゆみ議員が ①生活保護行政での自立支援の強化について、②自殺予防とうつ病対策の強化についての二つ。そして私が「ハートフル公園計画について」市長に質問しました。
生活保護行政での自立支援については、北九州市の生活保護行政が転換を迫られていいるなかで、ケースワーカーの教育に力を入れている横浜市などのように、相談しやすく自立しやすい生活保護行政に転換すべきとの指摘をする内容です。これは、本市保護行政転換のポイントであり、具体化が図られる必要がある重要事項ですが、答弁した北橋市長も「ケースワークのスキルアップに取り組む」と述べて、今後の検討を示唆しました。

私が質問した「ハートフル公園計画」は「あまり利用されなくなった公園や30年以上経過して老朽化が進んでいる公園の再整備について、計画段階から小学校エリアなど幅広く地域の声を聞きながら地域提案型の公園計画を策定する。本年は地域の意向調査を行い、計画素案づくり、東西1カ所のモデル地区を選定したい。」というものです。
お年寄りをはじめ幼児や子どもたちなど誰にでも本当に使いやすい身近な地域の公園作りの改めての第一歩として期待したいと思っています。
これまでの市政ではかならずしも十分な整備がなされてきたとはいえない「まち中の身近な公園」。ここに視点を当てて行くことは、コミュニティを強化し、より快適で安全な地域をつくることにつながります。将来は、現在の公園整備計画を見直していく必要性も強調しました。

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