病院会計で不良債務解消 – 9月定例市議会が開会

北九州市議会9月定例会が開会しました。10月4日までの約一カ月間に、平成23年度決算をはじめ、24年度9月補正予算のほか条例議案などが審議されていきます。

また、今議会には約47000名の署名による直接請求に基づいて市議会議員定数を11名削減するという内容の条例改正案が上程される予定です。(この問題についての私たちの態度などについては、審議が進む段階で改めてお知らせしたいと考えています。)

さらに、北九州が受け入れる宮城県石巻市の震災がれきは、会期中の9月13日にも到着し、17日から焼却される予定となっており、また注目を集めることになりそうです。

北九州市の23年度決算では、市税が4年ぶりに増収となった一方、人件費や公債費の減少で義務的経費が6年ぶりに減少しました。

赤字が続いてきた病院事業会計は、経営改善の効果が上がり単年度収支で17億7000万円の黒字となり、これまでの不良債務を4年ぶりに解消しました。

補正予算では、防犯灯のLED化や小中学校の耐震補強事業を促進する経費のほか、都市モノレールの長寿命化事業やコムシティ再開にむけた設備整備に要する経費、新スタジアム建設候補地の現況調査、事業計画策定に必要な経費が計上されました。

市議会は12日から本会議がはじまり、私たちの会派からは三宅まゆみ議員が代表して質疑に立つほか4人が一般質問を行います。その後、決算特別委員会での決算審査を行うことになります。会期日程と発言はお知らせの欄でご案内いたします。

お時間の許す方は、ぜひ傍聴においで下さいませ。

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