「北九州マラソン2023」は、北橋健治市長のあいさつで始まった開会式の後、午前9時、小雨の中をランナーたちがスタート。コロナ禍での2回の中止を経て3年ぶりに、1万1083人が、市制60周年を迎えた北九州市内を駆け抜けました。
北九州マラソンは、市制50周年の記念イベントとして第一回大会が開催されました。
実はそこに至るまで、私も周りにおられた市民ランナー(例えば、私の後援会長Tさんは、何と70歳を超え、また糖尿病の患者さんでありながら、フルマラソンを完走する愛好者でした!)の皆さんから、マラソンが全国から多くのランナーを集める楽しいスポーツイベントとして開催され始めているとの情報と提案を受け、市議会でも「シティマラソンをやりましょうよ」などと発言し、当時の市の幹部からも「ぜひやりましょう」と前向きのお答えを得ていたのでした。
ところがいざとなると、福岡県警察や関係団体との調整は難航つづき。北橋市長時代になってからも、苦労の末、まずは「市制50周年記念イベント」として1回限りの実施と言う条件で実現にこぎつけることができたのでした。
その記念すべき第一回大会は、応募者が定員一万人の2倍を超える盛況で、北九州市を離れていたうちの娘たちも帰ってきてペアリレーに参加させていただいたりしました。この第一回大会の成功を受けて、北九州マラソンは、その後の連続開催が可能となりました。
今日の2023大会には、このところランニングにはまっているすでに40代の上の娘が、3年前の低体温症リタイアのリベンジを果たそうと参加して完走。「楽しかったあ」と言いながら夕方には現在住まいのある、さいたま市に帰っていきました。
大会後、街中で見かけた参加ランナーをはじめ応援の皆さんは、一様に安どと満足の笑顔を浮かべておられた気がしました。
大会を成功に導かれた関係者をはじめ、多数のボランティアの皆様に心より感謝を申し上げながら、来年も、楽しい早春のスポーツイベントの一つとして、ぜひ開催できますよう願わずにはいられませんでした。