現職の北橋健治市長が引退されることとなり、16年ぶりに新人同士の選挙となった北九州市長選挙は、2月5日投開票の結果、私たちが応援していた「つもり洋介候補」は、先行した武内和久候補の得票に1万4千票余り届かず、残念ながら当選を果たすことができませんでした。
まずは、この間、つもり洋介さんをご支援いただきました多くの皆様に、深く感謝申し上げる次第です。本当にありがとうございました。
つもり洋介さんは、北橋市政16年の街づくりとその成果を理解し「積み上げられてきた北九州市発展の可能性を花開かせる」と決意されてきただけに、期待していた私も残念でなりません。
しかし選挙の結果は真摯に受け入れるしかありません。
当選された武内和久さんは、選挙中、16年間の北橋市政を「失われた16年」などと否定されてきたようですが、安全安心の実現を始め、子育て支援日本一の取り組みなどなど、市民の多くの皆さんが、数多くの北橋市政の成果に高い評価を与えられてきたのは誰にも否定できない事実です。
願わくば、この際、改めて北橋市政の実績成果を客観的に正しく評価され、積み上げられてきた北九州市の将来発展の礎の上に立って、市議会とも意見を交わしつつ、共に未来に向けて真摯に市政運営に当たられることを強く望みたいと思います。
現時点では、市長と市議会の関係の行方なども不透明です。まずは新市長の任期が始まる2月20日以降、どのような対応をされようとするのか注目していきたいと思います。
また、今後、私たちハートフル市議団や立憲民主党を始め、各組織などでの市長選挙総括論議がなされていくことになります。
私も、この間の市長選挙の取り組みを謙虚に振り返りつつ、今後に向けた有意義な教訓を引き出すことができるようその論議に参加したいと考えています。
<北九州市長選挙結果> 2023年2月5日投開票
当日有権者総数 776,335人 投票率38.50%(前回33.48%)
つもり洋介 (次点) 112,614票 (自民・公明・立憲民主党等推薦)
たけうち和久 (当選) 126,839票
清水ひろあき 27,788票
ながた浩一 28,336票 (共産党推薦)