3月31日に第20回統一自治体選挙のうち県議会議員選挙が告示され、北九州市内でも私の仲間たちが各区で出発式を行って闘う決意を表明しました。
このうち、小倉北区では、5期目をめざす原田ひろし候補が、満開の桜咲く平和公園で「出陣式」を挙行。地元の方々や支持労組の皆様、地元きいたかし衆議院議員など、激励に駆け付けた約150人の参加者を前に、「厳しい選挙ですが、この街と人、子どもたちを守り抜くために全力で頑張ります」と決意を表明しました。
原田ひろし候補はこの後、選挙車に乗り込み早速、小倉の町をめぐりながら街頭からご支援のお願いを続けました。
福岡県議会選挙では、北九州市内で門司区・おがたふみのりさん(新人)、小倉南区・田中まさおみさん(新人)、若松区・山本こういちさん(現職)、八幡西区・岩元かずよしさん(現職)の仲間たちが奮闘を続けています。
ところで3月31日には政府の「子ども・子育て政策の強化について(試案)」が公表されてメディアなどで取り上げられています。
児童手当の拡充や出産費用の支援など、多くの課題をあたかも実施するかのように網羅的に取り上げているものの、財源も具体的な実施内容も示されないまま、いつ実現するか全くわからないものとなっています。
たとえば、私たちが切望してきた保育士配置基準の改善については「幼児教育・保育の質の向上」として「75年ぶりの配置基準の改善と更なる処遇改善」として「1歳児は6対1から5対1へ、4・5歳児は30対1から25対1へ」改善をうたっています。
しかし、あまりに遅すぎますし、改善が小幅すぎます。
75年間も(自民・民主などの三党合意からでも、少なくとも10年以上)放置してきたのに、この上まだ時間をかけるのでしょうか。また3歳児は20対1をせめて15対1へ改善するほか、4・5歳児も20対1程度に改善すべきだと考えます。
またこれら子育て支援については、旧民主党以来、私たちがすでに要求してきたことがほとんど。試案では、児童手当など現金給付政策の強化を「優先する」としているようですが、かつて民主党政権の「子ども手当」を、バラマキだとしては激しく批判してきたのは一体誰だったのか、一言の反省もないようです。
要は、私たちのまっとうな要求を、これからもさらに強めていくことが大事だと言うことですし、そのためにも、この統一自治体選挙で、一人でも多くの私たちの仲間を議会に送り出していくことが大切なのだと改めて感じています。
皆様の力強いご支援をお願いいたします!