選挙のために?久間氏辞任

アメリカによる原爆投下を「しょうがない」と発言し批判を浴びていた久間防衛大臣が辞任しました。
その理由は発言内容を陳謝してではなく「選挙で私が足を引っ張っては大変申し訳ない。」というもので、与党・公明党さんなどからも批判を浴び、選挙でマイナスとなると判断したものだそうです。何ともはや。
発言内容に確信があるのなら(説明の仕方を変えるなど)断固として主張しつづければいいではないかと思ってしまいます。選挙のために辞めるというのはいかがなもんでしょうねえ。
それにしても安倍首相が、久間発言を当初は問題なしとしていたのに一転、辞任を認めるというのも理解しにくい。自分の閣僚ですよね。
安倍首相は、民主党に敵意むき出しで論難したりする割には発言がブレますね。年金問題でもそう。記録問題を民主党から指摘された最初は「いたずらに不安をあおる」として内容の公表を拒否、ところが国民から糾弾されはじめるや「最後のお一人まで対応する」などとして、あたかも政府自身が最初から前向きであったかのような態度をとる。どうも信用できないなあというのを国民は敏感に感じ始めているのではないかという気がします。選挙の結果に反映しますね、これ。

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