子ども図書館を創ろう!(その3)

世良俊明市政レポート2016年8月12日号より

「子ども図書館整備へ着々」推進会議で整備計画の内容を確認

有識者や市民代表で構成する北九州市子ども読書活動推進会議(山元悦子会長)は、このほど平成28年度の第2回北九州市子ども読書活動推進会議を開催して、中央図書館勝山分館を中心に整備を検討している「北九州市立子ども図書館」の整備計画の内容について論議確認しました。

同子ども図書館は、昨年6月の市議会で全会一致で議決された議員政策条例「北九州市子ども読書活動推進条例」の中で、子どもの読書活動の拠点施設として設置が盛り込まれていたもので、具体的な整備の在り方について検討されてきました。

この日は、教育委員会から子ども図書館整備プランの考え方や機能、平面図、併設を検討している「(仮称)子ども文学室」などについて提案され、今後の具体化に進むことが確認されました。


平面図.jpg

同プランでは、地下1階(現勝山分館)に幼児閲覧室をはじめ学校図書館支援センターなどの事務室、会議室、研修室等を配置。1階には小中高校生閲覧室や「子ども文学室」等、2階には多目的室等を配置することにしており、子どもたちに使いやすく開放的でゆったりとくつろげる読書空間にしたいとしています。

今後、整備案をさらに検討し、今年度中には基本計画を策定、実施設計と工事へと進み、2年後の平成30年度後半のオープンを目指すこととしています。

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