昨年の12月市議会定例会の最終段階で、北九州市議会自民党議員団が、市議会の定数について「北九州市議会改革協議会」で協議してきた61議席を4減とする主要三会派合意案について、これに賛同することと次回改選時から実施することを確認したとの報告を市議会議長が受けたことから、定数問題は事実上、決着しました。
北九州市議会の主要四会派(自民、ハートフル北九州、公明、共産)の委員で構成する「北九州市議会改革協議会」では、市議会の機能や常任委員会のあり方、議員定数などについて総合的な協議を続けた結果、共産を除く三会派が議員定数を4減とすることで合意。会派代表者会議に両論併記で報告がなされた後、その後の取り扱いが懸案となってきたものです。
この間、私たちハートフル北九州は、身を切る改革が求められていることを十分に勘案しつつ、議員条例制定や常任委員会での議論のあり方など活発化する議会活動等を考慮すると、改革協議会で三会派が合意した内容は妥当であり、速やかに実施するのが適当だと考えてきました。
北九州市議会の定数は現在61議席。三会派合意案が実施されれば、門司区・小倉北区・若松区・八幡東区でそれぞれ1議席を削減、定数は57議席となります。
来月2月24日に開会する北九州議会2月定例会に、定数を削減する条例案を提案する運びとなっており、現在、主要三会派による実務的な作業が行われています。