長崎原爆忌で献花献水点鐘 

長崎市に原子爆弾が投下されて今年で68年がたちました。長崎市に投下された原子爆弾の当初の投下目標は小倉でした。当日の天候や八幡空襲の煙等による視界不良のため米軍のB29は長崎市に向かいました。

北九州市では、例年8月9日に勝山公園内の慰霊碑の前で「原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」を開催しており、私も参加を続けてきました。

今年も、原爆が投下された午前11時2分に参加者全員が黙とうをささげた後、献花・献水・点鐘して犠牲者を慰さめました。

今年の式典で北橋健治市長は挨拶の中で、さる8月5日に広島市で開かれた平和首長会議に自身が参加したことにふれ「発言の機会をいただき、原爆の投下目標であつた都市の代表として、ここ広島で核兵器の廃絶を願うスピーチをすることに運命を感じ、市民の生命・安全に責任を持つ者として、核兵器の廃絶に向け、努力してまいりたいと挨拶した」と述べました。

北九州市は、市議会で「非核平和都市宣言」を全会一致で議決した後、2010年2月10日に非核平和都市を宣言しました。

同時に、都市相互の緊密な連帯を通じて核兵器廃絶をめざす平和市長会にも加入することとし、今年の第8回総会から正式参加となりました。同市長会は、今年の総会で名称を「平和首長会」に変更しましたが、現在世界157か国・地域、5,712都市(うち日本国内加盟都市数・1,360都市)が加盟して、2020年までに世界の核兵器廃絶をめざす「2020ビジョン」展開など活動を進めています。


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