新年の恒例スポーツイベントの一つとなっている箱根駅伝。今年の大会では、私の母校・中央大学が往路の五区で低体温症・脱水症により選手が転倒するなどのアクシデントに見舞われ、無念の途中棄権という事態となってしまいました。
選手は快復したそうですので幸いですが、28年連続して獲得してきたシードもついに途切れ、応援を続けてきた同窓としては残念というほかはありません。近年の箱根駅伝では、上位強豪校がひしめきあい、10位以内のシード権内に食い込むことは至難の業です。過去84年連続出場14回の優勝を誇る伝統校にも、ついにこうした事態が訪れることになりました。
2区と5区二人の選手が脱水症状を起こしたことを見れば、事前の選手の体調管理にチームとしての問題があったのかもしれませんが、潤沢な予算と人材を集める仕組みを持たないまま、普通の大学駅伝部が有名強豪校と渡り合い続けることの限界を示したものと言えるかもしれません。
それでも闘い続けるとすれば、この失敗から何を学びとって次につなげるのか、ぜひとも来年に期待したいと思います。
(何だか、政権を失った民主党に対して言ってるような気分になってきました。今年を失敗から立ち上がる年にしなければという、厳しい教訓なのでありましょう。)