ちょっと聞きなれないキャンペーンデーですが、今日は国連が定めた国際ガールズ・デーなのです。
イギリスのNGO「プラン」が取り組んできた「Because I am a Girl」キャンペーンの一環として国連に制定を働きかけてきたもので今年が第一回の国際ガールズ・デーとなりました。
プラン・ジャパンでは「世界では、女の子であることに加え、年齢が低いことも家庭や社会で軽視される要因となります。将来の稼ぎ手として期待できない女の子は、家計への負担などから、学校へ行くことも許されず、早くに結婚させられたり、働かされたりと差別を受け、自分の人生が自由に選択できることすら知りません。世界が女の子の権利に注目し、賛同し、国連で毎年10月11日を「国際ガールズ・デー」とすることが定められました。
プランは、これまでBecause I am a Girl キャンペーンの一環として、国際ガールズ・デーの制定を国連に働きかけてきました。
国際ガールズ・デーの制定は、社会的に軽視、差別され、時に危険な目にあってきた女の子たちが、潜在能力を発揮できる社会を作っていくための第一歩です。女の子一人ひとりが持つ可能性や能力を社会で存分に生かしていくために、国際ガールズ・デーは大きな役割を担っています。」(プラン・ジャパンホームページhttp://www.plan-japan.org/girl/ より)としています。
どうしても関心が内向きになりがちな私たち日本人ですが、アフリカやアジア途上国の人権状況、とりわけ子どもや女性・女の子などの置かれた状況など、より幅広い関心を持っていく必要があるのだと感じています。