北九州市観光のシンボル・小倉城に、小倉南区合馬の竹林から切り出した竹灯籠に点灯し、秋の小倉城のにぎわいをつくろうというイベント「小倉城竹あかり」の点灯式が10月31日に行われました。第二回目のことしは、昨年から倍増の3万個の竹灯籠を設置したとのこと。
1000人規模のボランティアや市内小学校の子どもたちも参加する市民参加型のイベントとしたほか、切り出した竹は使用後にはバイオマス原料や肥料として活用するという「竹の循環」を通じて、SDGsを考えてもらうことも目的として、11月4日まで開催されます。
点灯式典ののち、琴の演奏や書道パフォーマンスなども披露された後、暗くなった小倉城内に移動しました。
この日は風もなく、満月も浮かぶ絶好の天候に恵まれ、沢山の竹灯籠や紙灯篭が、小倉城内で幻想的で素敵な風景を作り出していました。
新型コロナ感染症対策として、検温や入場制限も行われる中で、入場された人々は秋の夜長の小倉城の雰囲気を思い思いに楽しんでおられる様子でした。
小倉城は、周辺整備と併せて、昨年3月に天守閣がリニューアルオープンしたばかり。このようなイベントを、小倉城で花開いた誇るべき文化・歴史を多くの方々に楽しんでいただける機会としていただければ、名城・小倉城の復権を願って取り組みを続ける私としても、嬉しい限りです。
今後とも、小倉城の素晴らしい歴史と文化を活かしたイベントを重ねながら、全国に情報発信をできるよう、私も微力を尽くします。