杉田久女・橋本多佳子記念室がオープンへ

小倉で永く生活し、近代女性俳句の先駆となった俳人・杉田久女と、橋本多佳子の業績を顕彰する「杉田久女・橋本多佳子記念室」が、小倉城庭園内に、116日から開設されることになりました。

オープン記念式典は、16日午前11時から行われます。

記念室には、久女・多佳子の功績についての解説板、二人のゆかりの資料などが展示されるほか、久女・多佳子活躍の時代に文学サロンともなった旧橋本豊次郎邸・櫓山荘のジオラマ(橋本多佳子四女・美代子氏より寄贈)なども展示されることになっています。

杉田久女らの業績を紹介するミニ施設の設置は、北橋市長も強い意欲を示していたもので、今後、市内外からの観光客も多数おとずれる小倉城庭園内に設置されることになったものです。

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永年、杉田久女顕彰活動に取り組んできた世良市議も「小倉が生んだ天才女性俳人・杉田久女の功績をたたえ、より多くの人々にその業績を紹介できる機会が増えることは、大変喜ばしいことだと思います。これからリニューアルが進められる市立文学館の本格展示とあわせて、杉田久女さんの業績に、これまで以上に多くの人々に親しんでいただければ幸いです。」と記念室への期待を示しました。

写真は小倉城庭園入口。

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