盆踊りの意味 死者を悼む

今日は恒例の町内盆踊り。朝6時から提灯つけ、夕方からは椅子だし等の準備をして午後7時過ぎから踊りがはじまります。
この日会場では祭壇を設置し、その年の初盆の方の戒名を張って参加者は焼香しみんなはその前で踊ります。死者を供養する「盆踊り」の姿が受け継がれているのです。おまけに地域の伝統的な盆踊りである「能行口説き」も必ず披露されます。厳密に言えば宗教的行事と言うことはできますが、ほとんど宗教色はなく、死者を悼む伝統をささやかに守っているこの行事を私は好ましいものと思って毎年参加しています。
しかし、私が何とか踊ることができるのは「炭坑節、小倉音頭、わっしょい百万音頭」くらいなもの。能行口説きは、いつも先輩たちの踊りを見よう見まねです。
子どもの頃から踊り続けてきた先輩方の踊りは身に付いていて、流れるようでほれぼれする踊り手もおられます。今日も、暑かったけれど楽しい一時でした。

タイトルとURLをコピーしました