さらに災害に備えよう

北九州市を直撃した台風15号。交通機関の乱れなども予想されたため、8月25日から予定していた大分方面への私たち会派の視察も中止となりました。

24日夜半から、結構、風雨が強く、25日早朝には、土砂災害警戒情報・記録的短時間大雨情報が出されたほか、避難準備情報や避難勧告も出されましたので、発災が心配されました。

しかし、がけ崩れや冠水、車の横転事故などは起きたものの、北九州市災害対策本部によれば、市内では、現在までに重大な人的被害等は発生しておらず、午後には風も治まってきました。

台風が通過した皆様の地域ではいかがだったでしょうか?お見舞い申し上げる次第です。

今回の台風は、土砂災害防止法に基づいて、福岡県が土砂災害警戒区域等の指定を一昨年に北九州市内で行って以来、ほとんど初めての直撃台風であり、減災にむけた住民や市の対応が注目されました。

また、北九州市では、群馬大学の片田敏孝教授に監修いただいた『防災ガイドブック』をこの6月までに全戸配布しており、掲載されている各地区ごとのハザードマップ等に基づいて、想定外の災害でも主体的に命を守る防災行動を呼びかけてきました。

こうした防災・減災の取り組みを、具体的な事例ごとに検証しながら、今後の災害対策に生かすことが重要だと考えています。

まだ目を通されていない皆様は、ぜひ各区版『北九州市防災ガイドブック』をぜひご家族でご覧になって下さいませ。

写真は「小倉北区版」


防災ガイドブック.jpg

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