「校庭の芝生化で子どもたちの様子が変わります」

 昨年度から保育園・幼稚園の園庭芝生化モデル事業が北九州市で進められ、今年度からは小学校の校庭芝生化のモデル事業も1校で始まっています。

神戸市や大阪市で10年以上校庭・園庭芝生化事業を支援しているNPO法人「芝生スピリット」の副代表・種外史昭氏を講師にお招きした「みどりのじゅうたんシンポジウム」が八幡東区の環境ミュージアムで開かれましたので出かけました。

シンポでは、種さんが「校園庭の芝生化の実践事例」について報告。

まず最初は「芝生と言うけれど、プロサッカー場のような完璧な芝生は必要なく、いわば60点の芝生、きれいな原っぱをイメージすること。また芝生は生きており、生き物を育てる意識が大事だ」と述べられました。

そして、これまでの経験から言えることは「芝生化が持続している小学校は、学校と地域がいい関係を築いている」「芝生化の持続は地域力を判断する基準の一つになる」「子どもの様子が明らかに変わってくる」ことだと強調されました。

 特に子どもたちへの影響では、感覚的なものだけではなく、同志社大学や大阪府立大学の調査で、芝生化で子どもたちのストレス反応が減少することや、土のグラウンド時に比べて芝生では体を使った遊びが多様化することなどが、学術的な調査でも明らかになってきたことも報告されました。

 また、芝生は傷んでも修復できるし、逆に傷んだ時に修復しやすいよう方法で芝生化することが大事だということや、そのためまず3年間で芝生が傷んで修復できることを経験することで自信をもって維持できるようになることなど、

さすがに長年の経験を蓄積されているNPOらしいお話をいただき大いに参考になりました。

 私も種さんたちの活動を、今度はぜひ現地で見学したいものだと思いました。特に、養生期間が確保しづらく子どもたちも多い保育園での芝生化は成功しにくいと考えていますが、種さんらは大阪市の保育園園庭の芝生化も進めてこられており、いずれその経験を視察したいと思います。

シンポ参加者は、この後、小学校芝生化の現地で見学を行いました。写真は報告される種さん。


sibafusinpo.jpg

タイトルとURLをコピーしました