200票差だって!郵政民営化法案が衆院可決

与党提出の郵政民営化法案が衆議院で可決されました。賛成338票対反対138票の200票差がつきました。予想されたとはいえ、これからどんな法案も与党自民党はこうやって通すことが出来るのかと思うと、呆然としてしまいます。
 それにしても、自民党内反対派の寝返りようはどうでしょう。政策判断という議員の生命をも投げ捨てて、小泉首相に媚び保身に走る姿には痛ましいものさえ感じます。参議院の反対派もほとんどが賛成に回るそうで、だったら何で7月に反対したんだ!刺客を送られて落選した人はどうするんだよって言いたいですね。
皆さん「選挙に現れた民意を尊重した」とおっしゃってるようですが、反対したから支持して票を入れた人もいる訳で、二重の裏切りではありませんかねえ。
 ところで政府は今日「第8次イラク復興支援」部隊の派遣命令を出しました。明らかに12月14日のイラク復興支援特別措置法の延長を前提とした措置ですね。
 私なんか「イラク復興支援を継続するよりも、パキスタンの震災救援に自衛隊をまわして活動を充実したらいかがか。何よりも人命救助のために、同時にテロ対策の一環として意義ある活動だ。」と思うのですが。
でも、やっぱり「アメリカに配慮して期限延長。法律なんて直前でもどうにでもなる。だって3分の2もってるも~ん!」てなことになるんでしょうねえ。
白紙委任のツケは大きい!私たちはこれから痛感し続けることを覚悟しなければならないわけです。やれやれ!

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