動物愛護条例制定に取り組む、と北橋市長

今日は決算特別委員会の市長出席質疑が行われました。私の発言は3点。まず市立医療センターにある総合周産期母子医療センターを充実について、昨年春からの実績を評価しました。続いては、市立病院群全体の決算については「予算に比べて15億円もの収入減で、昨年度6億円の黒字が一挙に7億円もの赤字となるというのは異常な事態だ。早急な経営改善が必要だ」と主張しました。現在策定中である中期経営計画を注視したいと思っています。
さてもう一つが、私が以前から制定を求めてきた「動物の愛護と管理条例」。18年度も犬852頭、猫2706頭が殺処分されました。以前よりは減ってきたとはいえ、全国的に見ても最も多数の殺処分であり、これをできるだけ減らしたい。また年間5百万円という啓発経費では十分な効果を得られないことから、来年度以降、動物愛護経費の充実と「動物の愛護と管理条例」を制定すべきだと市の姿勢を質したものです。北橋市長は「市の姿人の命が大切であるように、動物の命を大切にし、動物愛護の心をはぐくむため動物愛護条例を制定する方向で取り組みます。」と明言しました。これまで首長の関心がなかったためか、同条例に後ろ向きだった市の姿勢を転換する画期的答弁であると言って良いでしょう。
中身については、来年度以降、「命の大切さ」をキーワードに多くの市民の皆さんと論議していきたいと思っています。

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