庶民の怒りをうけとめよう-福岡から発言

民主党地方自治体議員フォーラム2日目は、分科会での論議と全国総会。
私は教育問題の分科会。おなじみの尾木直樹先生のお話でした。
「教育というのは、あわてることはないんです。必ず間に合うし、変わることが出来るます。」と前置きされて「子どもを排除することばかり考えている再生会議や国会での教育論議が劣化しているのではないか。」とし、いじめや学力、子どものストレス問題などについて考え方を述べられました。
尾木先生は、著書でも講演でも、私も感じていることを教育の専門家の立場からきちんと裏付けて展開してくださるので、いつも大いに励まされています。
戦後教育の実態を正確に見ることなく「戦後教育」を敵視するばかりの、感情的な教育論がまかり通っている昨今、尾木先生のように専門家の視点から冷静客観的に論点を提示していただくことは今とても大切なことだと、改めて感じました。

分科会終了後の全国総会では、時間もおしていることを承知でどうしても福岡から発言したいと手を挙げました。
それは、この間まる一年、各種選挙に明け暮れてきた福岡の経験から、われわれの勝利は何よりも「ライフラインを破壊され続けている庶民の強い怒りによるもの」であり「対応を誤れば民主党自身が吹き飛ばされてしまうに違いない」として、後期高齢者医療保険制度や障害者自立支援法など、地方が直面している課題への対応を尋ねたものでした。また、地方議員へのより詳しい丁寧な情報提ができる供体制を整備を求めたものでしたが、この点は、どれほど理解していただけたか不明でした。中央地方を問わず民主党の活動を、国民・市民にわかりやすく、我々も確信を持って説明ができるよう、今後も連携策を求めて行きたいと思っています。

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