日本の医療問題点を明快に指摘

地方自治体議員フォーラム2日目は、まず分科会。わたしは埼玉県済生会栗橋病院副院長の本田宏先生を講師にした医療問題の分科会に参加しました。

先生の問題点の指摘は明快でした。「日本の医療は極めて安く抑えられている。日本の国力に応じたもっと質の高い医療ができるはずだ。医師ももっと必要だ。国民は、医療にかかる自己負担が大きいため、医療費が高いと信じこまされてる。アメリカをのぞく先進国では日本よりはるかに質の高い医療が提供されているのに自己負担は少ない。それだけ政府が医療にお金をかけていないだけだ。ともに生きる価値観を共有できる医療制度をつくろうではないか。」まことにそのとおりだと思いました。
本田先生は「この点を民主党が訴えていけば必ず政権が取れます!何としてもがんばってください。」と力強いエールを送って下さいました。

分科会終了後はフォーラムの総会。そこでは毎年のように意見が出される「党はもっと地方を大事にしろ。地方にも代表選挙の選挙権を保障すべし。地方議員をふやすために物心両面での支援体制を整えよ」などの意見が、今年もまた繰り返し出されました。

地道な地方での民主党の活動を軽視し「国会議員党」と揶揄される民主党の現状を続けるならば、確かに民主党の未来はないでしょう。
しかし私は今回の総会を通じて、民主党中央もようやくにして地方政治を大事にしようという機運が盛り上がってきつつあると感じました。

今後、選挙をはじめ地方自治体での活動を通じて、さらに民主党への地方からの提言も行いながら真の政権政党・民主党が確立されていくよう私もがんばりたいと思っています。

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