障害者スポーツセンター再整備へ

今日から6月市議会が始まりました。今日の議論で注目されたのは、我が会派の森浩明議員による障害者スポーツセンターについての本会議質問。当局から、「先の障害者スポーツ振興検討委員会報告を尊重して取りくむ」との答弁があった点です。

小倉南区の市立障害者スポーツセンターは昭和51年に開設された当時には先進的であったのですが、老朽化が進むとともに、屋内プールがなく競技水泳などニーズの高いスポーツに対応できていないこと、また様々な障害特性への配慮が十分ではないなど、高まる障害者スポーツのニーズに答えられないという問題を抱えてきました。障害者団体やスポーツ関係者からは、ぜひ新しい障害者スポーツセンターが必要だと強い要望がなされてきました。

これまで動きがなかった問題に、「人にやさしい元気な町づくり」を掲げる北橋市政が誕生して検討委員会が出した結論が「再整備」。先日の報告では「障害者スポーツ振興の拠点にふさわしい施設となるよう、屋内プールやトレーニングルーム、盲人卓球などの障害特性に応じた協議の専用室及び家族更衣室をもうけるとともに、交通アクセスについても配慮するなど、障害のある人を中心に利用しやすい施設として再整備することが強く望まれる」と提言しました。

市ではこの答申を受けて、今後財源やロケーション、施設の内容など、具体的検討を開始することになります。私たちも注目しつつ、そのあり方についての検討を進めていきたいと考えています。

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