大人の本

オーケストラがやって来た

著者の山本直純さんは2002年6月18日に亡くなりました。「大きいことは良いことだ!」のCMで全国に知られるようになった作曲家・指揮者の山本さんは、トレードマークのヒゲと大げさともいえる身振り手振りで一躍お茶の間の人気者となりました。テレビ...
こどもの本

めっきら もっきら どおんどん

夏休みの子こどもたちはどこで遊んでいたことでしょう?昔の小さい集落のまわりには田園があり、必ず神社と鎮守の森がありました。 夏休みになって子供たちが、網をもったりして出かけていくと、もうそこには同じ年齢の子供たちがやってきていて色々な遊びで...
大人の本

なぜ牛は狂ったのか

BSEいわゆる狂牛病の日本での発生は、消費者や酪農家・関係事業者をパニックに落としいれました。私は「ついにおそれていたことが起こったか」と強く感じたのを覚えています。日本でのBSEの発生は、おそらく汚染された肉骨粉を飼料として牛に与えたのが...
こどもの本

はれ ときどき ぶた

子供たちは時に荒唐無稽の想像をして楽しむものですね。大人にはばかげているように思えても、子供たちにとってはそれはとても楽しい作業なのだと思います。この本の主人公、十円やす、こと畠山則安くんは、毎日本当のことを書いていた絵日記をお母さんにのぞ...
大人の本

サナダから愛をこめて

「一虫息災」とは私の造語。人間どうも「虫」を飼っていた方が元気らしいぞ。 著者の藤田紘一郎先生によれば、日本で回虫などの寄生虫が駆除されてしまった1970年代からアトピー性皮膚炎などのアレルギー病が日本に出現してきた。体内の寄生虫自身がアレ...
こどもの本

プー横町にたった家

私の本棚に古びた岩波少年文庫の一冊がありました。昭和33年9月10日第一刷ですから、もう40年以上も前に発行された「プー横町にたった家」です。「プー横町にたった家」は、私の家の愛読書でした。私は、それを母から読んでもらい、また自分でも大好き...
大人の本

櫻よ-「花見の作法」から「木のこころ」まで

中国で花といえば桃、日本では花といえば桜ですね。古代から親しまれ、これほど日本人に愛され続けてきた花もほかにないでしょう。 日本のシンボルのような桜ですが、実は現在、日本の桜の80%は染井吉野なんだそうですね。染井吉野は明治の初期、一種の突...
こどもの本

お日さま笑い 光ちゃんが笑った

光男はやせっぽちで小さな男の子。いつもだまってて、くらいかんじ。でも、赤ちゃんのときは、とってもかわいくて、よくわらう子だったんだって。しんじられない。お父さんとお母さんがいないからかな。光男のこと、わらわせてみたいな。小さい子どもの笑った...
大人の本

おとな二人の午後

最近の日本は子どものような文化に毒されてしまっていないか? テレビ番組にしても出てくるタレントはみんなガキっぽい。やっていることも決して底の深くない娯楽番組でお気楽なものじゃないか。考えてみれば、政治だって子どもだましのようなレベルで続いて...
こどもの本

ふんふん なんだかいいにおい

食欲は生きていく力ですから、こどもたちには本来食欲が備わっています。だから、食べ物のにおいにも敏感ですね。 さっちゃんはおおいそぎであさごはん。くちのまわりはたまごのきみでくわんくわん。 てのひらはいちごジャムでべたべた。エプロンはとりのス...
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